燃費を良くする運転のコツ。営業マンが実践している5つのこと

燃料計 運転のコツ・安全運転

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こんにちは。現役で車の営業をしている者です。仕事柄、毎日たくさん走るので燃費には人一倍気を使っています。

お客様からよく聞かれるのが「カタログの燃費と全然違うんですが」という声。実はカタログ値は決められた条件で測った数値なので、実際の道路で同じ結果になることはまずありません。

ただ、運転の仕方だけで燃費は1〜2割変わります。特別な道具もお金も要りません。私が実際にやっている5つのことを紹介します。

燃費が悪くなる本当の理由

燃料計

燃費を良くするコツを知る前に、ガソリンがどこで消費されているかを押さえておくと理解が早くなります。

車がいちばん燃料を使うのは「止まっている状態から加速するとき」です。重い物を動かし始めるのに大きな力が要るのと同じ理屈です。

逆に、一定速度で走り続けているときの消費は比較的少なくて済みます。つまり——

  • 加速の回数が多いほど燃費は悪化する
  • 急な加速ほど無駄が大きい
  • 速度を一定に保てるほど燃費は良くなる

この原則を頭に入れておくと、次に紹介するコツがすべて腑に落ちるはずです。

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今日からできる運転のコツ5つ

高速道路の巡航

① 発進はゆっくり、最初の5秒を意識する

いちばん効果が大きいのがこれです。信号が青になった瞬間にアクセルを踏み込まず、最初の5秒でゆるやかに加速する。それだけで発進1回あたりの消費がぐっと減ります。

コツは「アクセルペダルにそっと足を置く」感覚です。後続車を気にする方もいますが、極端に遅くする必要はありません。

② 車間を広めに取る

地味ですが効きます。車間が狭いと、前の車のブレーキに合わせて減速と加速を繰り返すことになります。

車間を広く取れば、前が減速しても自分はアクセルを緩めるだけで済み、加速し直す回数が減ります。安全性も上がるので、一石二鳥です。

③ 早めにアクセルを離す

赤信号や渋滞の最後尾が見えたら、ブレーキを踏む前にアクセルを離す。今の車の多くは、アクセルオフの間は燃料の供給を止める仕組み(燃料カット)を持っています。

ブレーキで急に止まるより、惰性で近づいてから止まるほうが確実に燃料を節約できます。

④ 一定速度を保つ

高速道路ではクルーズコントロールが強い味方になります。人間の足では速度が上下してしまいますが、機械なら一定に保てます。

また、速度が高くなるほど空気抵抗は急激に増えます。無理のない範囲で流れに合わせた速度を保つのが、燃費には有利です。

⑤ 荷物を降ろす

使っていない荷物を積みっぱなしにしていませんか。車は重くなるほど加速に力が要ります。ゴルフバッグや工具箱を常時積んでいる方は、降ろすだけで効果があります。

💡 営業マンのひとことメモ
ルーフキャリアやルーフボックスは、空気抵抗が大きく燃費への影響がかなり大きい装備です。見た目が好きで付けている方も多いですが、使わない期間は外しておくと燃費が目に見えて改善します。

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タイヤの空気圧という盲点

給油の様子

運転の仕方以外で、いちばん効果があるのに見落とされているのが空気圧です。

🧑
空気圧なんて、見た目でわかりますよね?
👔
それが難しいんです。2割減っていても見た目ではほぼ分かりません。測って初めて気づきます。

タイヤの空気は、何もしなくても自然に少しずつ抜けていきます。空気圧が下がるとタイヤが潰れて路面との接地面が増え、転がる抵抗が大きくなって燃費が悪化します。

適正値は運転席のドアを開けた柱の部分に貼られたラベルに書いてあります。給油のついでに月1回チェックする習慣をつけてください。多くのガソリンスタンドで無料で測れます。

⚠️ ここに注意
「燃費のために空気圧を高めに入れる」という話を聞くことがありますが、入れすぎは危険です。接地面が減ってグリップが落ち、雨の日に滑りやすくなります。乗り心地も悪化します。必ず指定値を守ってください。

効果が小さいのに信じられていること

逆に、期待されているほど効果がないものもあります。営業として正直にお伝えします。

よく聞く方法 実際のところ
エアコンを我慢する 多少は効くが、熱中症のリスクのほうが問題。夏は使ってください
ガソリンを満タンにしない 重量差はわずか。給油回数が増える手間のほうが大きい
燃費向上グッズ・添加剤 効果が実感できるものは限られる。過度な期待は禁物
ハイオクを入れる レギュラー指定車に入れても燃費は基本的に変わらない

お金をかけずに効くのは、結局「穏やかな運転」と「空気圧の管理」という地味な2つです。

📦 自分の燃費を「見える化」する

燃費計が付いていない車でも、OBD2ポートに挿すタイプのメーターを使えば瞬間燃費が表示できます。数値が見えると自然と運転が変わるので、効果は想像以上です。

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燃費を記録して現状を知る

最後にお伝えしたいのが、今の燃費を把握することです。基準がないと、良くなったかどうか判断できません。

計算方法はとても簡単です。

  • 満タン法:満タンにする → 走る → 次に満タンにするとき、入った量(L)で走行距離(km)を割る

例えば400km走って、次の給油で25L入ったなら「400 ÷ 25 = 16km/L」です。

これを2〜3回続けると、自分の平均が見えてきます。そのうえで運転を変えれば、効果を数字で確認できるようになります。

また、今の車はメーターと一緒に平均燃費として表示されていることが多いためその平均燃費をご覧いただくのも良いかと思います。

💡 営業マンのひとことメモ
燃費が急に悪化した場合は、運転のせいではなく車の不調が原因のこともあります。エンジンの調子、タイヤの摩耗、ブレーキの引きずりなど。「同じ乗り方なのに1割以上悪化した」なら、一度点検を受けてみてください。

まとめ

  • 燃料を最も使うのは加速のとき。加速の回数と強さを減らすのが基本
  • コツは「発進はゆっくり」「車間を広く」「早めにアクセルオフ」「一定速度」「荷物を降ろす」
  • 空気圧の管理は運転の工夫と同じくらい効く。月1回チェックを
  • エアコン我慢やハイオク投入は、期待するほどの効果はない
  • 満タン法で今の燃費を記録すれば、改善が数字で見える

どれも今日から無料で始められます。まずは次の発進で、アクセルをそっと踏むところから試してみてください。

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